京王井の頭線・永福町駅北口から歩いて5分、北口商店街の中ほどにあるイタリアンレストラン「永福食堂」。オーナーシェフの松本晋亮さんが2017年6月、地元の杉並区永福町に開いたお店です。料理の道に進む前はレコードショップで働いていたという松本さんがセレクトした音楽、自然派のワイン、各地の旬の食材を使った料理、そして古材を利用した落ち着いた空間も相まって、地元住民だけでなく遠方からもお客様がかけつける人気店です。

開店当初からSquareを導入している永福食堂では、決済端末とレシートプリンターが一体になったSquare ターミナルを利用しています。レストランならではの活用方法を松本さんに伺いました。

業種 飲食業
業態 イタリアンレストラン
利用しているサービス Square ターミナル
導入を検討した理由 導入期間の短さとコンパクトな決済端末
Squareが役に立っている点 テーブル会計で、キャッシュレス決済とレシートの出力が一台でできる

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永福食堂のオープン

カード決済の導入は必須

20代の頃はレコードショップに勤めながら、楽曲制作やDJなどの音楽活動をしていた松本さん。30代になって、「手に職を持って、好きなときに好きなことができる仕事をしたい」とイタリア料理の道に入ることを決意します。西麻布にある有名イタリア料理店での修行を経て、2017年6月24日に永福食堂をオープンしました。

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松本さんが修行をしていた西麻布のお店では、クレジットカードで支払うお客様が圧倒的に多く、カードブランド別に二台のCAT端末を利用していました。その経験から、「カードが使えないのは考えられない」と思っていた松本さんにSquareを勧めてくれたのは、ヨガスタジオを経営する義理のお兄さんでした。

スマートフォンと接続するだけで使えるコンパクトな決済端末(Square リーダー)に、「本当にびっくりしましたね。時代は変わったなと思いました」と、初めて使ったときの感想を教えてくれました。

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Square ターミナルへの切り替え

Square ターミナルになってから楽になった

永福食堂では、特にレジスペースを設けず、各テーブルでお会計を行っています。Square リーダーを利用していた頃は、お客様から紙で領収書が欲しいといわれる度に、カウンター内に戻って手書きで用意をしていましたが、レシートプリンター内蔵型のSquare ターミナルに切り替えることで、会計時の業務負担を減らすことに成功しました。

平日は松本さん夫妻と社員の3人、週末はそこにアルバイトスタッフが1名加わって4人という少人数で運営しているお店だからこそ、領収書の対応に時間を取られることがオペレーション上の負担でした。Square ターミナルなら、決済したその場で領収書を出せます。

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「Square ターミナルが一番使いやすいですね。端末一つで領収書もレシートも出てくるし、レシートに永福食堂のロゴもちゃんと印字できるし、使い勝手が良いですね」

「普段お会計やレジ締めを担当している社員も、この端末になってからすごく楽になったと言ってました」

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設定などで困った点はなかったかどうかを聞くと、「携帯の機種変とかに比べたら本当簡単です。誰でもできそうですね」と松本さん。初期設定をはじめ、レシート用紙の交換も戸惑うことなく、スムーズに利用できているようです。

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常にチャレンジをし続ける

“安いことをしない”を貫く

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都内で営業する飲食店として、新型コロナウイルス感染症の拡大は永福食堂にも大きな影響を及ぼしました。2020年4月に一回目の緊急事態宣言が出た際には、レストラン営業をテイクアウト販売に切り替え、メインのお肉料理とサラダ、数種類のパスタと前菜に、自家製パンというラインナップで、毎日内容を変えてお客様に提供をしていました。本格的なイタリアンを自宅で楽しめるとあって、多くのお客様が買いに訪れました。ただ、二回目の緊急事態宣言では同じことはしたくないと松本さんはいいます。

「どうせやるなら前と違うことをやらないとな、と思っていて」

一度上手く行ったからといって、二度目も同じことはしたくない。そこには永福食堂に込められた松本さんの強い思いがありました。

「そこに行くと特別な気持ちになれる、そういう場所でありたいです。こういうことはやりたい、こういうことは絶対やりたくないっていうのがあるんです。儲かるとか儲からないとか、そういうことではなく、やりたくないことはやらないです」

絶対やりたくないこと、それはどんなことだろうか。

「安いことはしたくないです。安いというのは値段のことではなく、安いノリのことをしたくないです。表面だけかっこいいことをしない。裏側にある本質を見極めて、トータルとして良いもの、自分たちが納得出来るものだけを提供したい。料理はもちろん、ワインも家具も流す音楽も、お店にあるもの全てがそうでありたいと思っています」

簡単な方、楽な方に流れることを良しとせず、常にチャレンジし続けたいと語る松本さん。この思いは感染症拡大の影響を受けたことで、より一層強まったそうです。

二度目、三度目とリピーターのお客様が多く訪れる永福食堂。松本さんの挑戦をお客様も楽しみにしているから、何度も訪れたくなるのかもしれません。

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「Square ターミナルが一番使いやすいですね。端末一つで領収書もレシートも出てくるし、レシートに永福食堂のロゴもちゃんと印字できるし、使い勝手が良いですね。お会計やレジ締めを担当している社員も、この端末になってからすごく楽になったと言ってました」ー永福食堂 松本さま

Squareが実現したこと

1台の端末で主要なキャッシュレス決済に対応
Squareの決済端末は一台で主要なカードブランド(Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover)と、QRコード(PayPay)、交通系ICカード、iD、QUICPayに対応できます。カードブランド別に端末を複数台準備する必要がなく、コストが削減できると同時に、最短一週間程度で導入できるので、手間ひまをかけることなく短期間でキャッシュレス決済を導入できます。

テーブル会計でそのままレシートの出力ができる
レシートプリンターが内蔵されていて、かつ無線で使えるSquare ターミナルなら、レストランのテーブル会計にぴったりです。1台あればお会計の受付だけでなく、その場ですぐに紙の領収書やレシートを印刷できます。また、お客様のメールアドレス宛に電子レシートを送信することも可能なので、お客様の希望によって紙、もしくはメールでレシートを発行できます。

カードも電子マネーも、マルチ決済端末はこれ1台

全画面タッチディスプレイ、レシート印刷機能、ワイヤレスで持ち運び可能、スタイリッシュなオールインワン決済端末「Square ターミナル」でキャッシュレス決済を始めよう。

Squareでは、キャッシュレス決済端末に加えて、オンラインストア作成機能やクラウド請求書など、ビジネスに役立つサービスや機能を多く提供しています。

この事例に登場したSquareのサービスは:

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▲イラストレーターNomocoさんによる永福食堂のロゴマーク

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