▶︎この記事では、Square リテールPOSレジでできることを紹介します。
Square POSレジにもあるお会計機能や在庫管理機能、売上レポート機能などはそのままに、小売店により特化したPOSレジアプリとして誕生したのが、Square リテールPOSレジです。Square POSレジにはなくて、Square リテールPOSにある機能の一部を、以下に紹介します。
- モバイル端末内蔵のカメラでバーコードが読み取れる
- 会計カートをお取り置きとして保存しておける
- 商品の返品・交換時に在庫を自動で調整できる(有料プラン)
- 商品ごとの売上原価や利益率などが確認できる(有料プラン)
- 店舗間で在庫を移動できる(有料プラン)
- 在庫履歴が確認できる(有料プラン)
- 取引先別売上レポートが確認できる(有料プラン)
機能について詳しくは次の章で見ていきましょう。
Square リテールPOSレジは、こんな人におすすめ
このようなお悩みを抱える小売店の事業主には、Square リテールPOSレジがおすすめです。
(1) 在庫管理を効率化したい
在庫の調整が簡単に行える
登録した商品バーコードをスキャンする、または登録した商品をアプリ内からクリックするだけで、商品の在庫状況をすぐに確認することができます。複数店舗を管理している場合は、店舗ごとの在庫状況が表示されます。また、Squareのアカウント内から注文書を作成すれば、該当する注文書から受取完了を示す[すべて受信]をクリックするだけで、入荷した在庫が自動で追加されます。
店舗間で在庫を移動できる
複数店舗を運営している場合、店舗間で在庫を移動させたいこともあるでしょう。Square リテールPOSレジなら「移したい在庫」と「在庫を移したい店舗」を選択するだけで、簡単にPOSレジ上で在庫を移動させることができます。
在庫履歴が確認できる
在庫を調整するときは「入荷済み」「再集計」「不良品」「紛失」「返品による在庫戻り」から該当するものを選択して、登録することができます。登録した内容をもとに、在庫の調整履歴を一覧することができます。
「不良品」のみ、など項目ごとに表示することもできれば、「2021年5月に出た不良品」など、期間や項目を指定して表示することも可能です。
商品の返品・交換時に在庫を自動で調整
お客様から受けた商品の返品・交換作業に伴い発生する、在庫数の調整作業。Square リテールPOSレジなら返品・交換を承る画面からそのまま在庫を調整することができます。返金作業をしてから、在庫管理用のソフト上で在庫を調整する……など二度手間になることがありません。複数店舗を運営している場合には、どの店舗に在庫を戻したいかも自由に選択することができます。
(2) 売上情報を短時間で、細かく分析したい
商品ごとの売上原価や利益率などが確認できる
利益を知るうえで大切な「売上原価」や「利益率」も、売上レポートからすぐに確認できます。それぞれの数字は商品ごと、店舗ごとなど、求めている項目ごとに確認することができます。
取引先別売上レポート
複数の取引先から商品を仕入れている場合、取引先ごとの商品の売れ行きは把握しておきたいところでしょう。Square リテールPOSレジなら、取引先別売上レポートから、取引先別の売上状況を瞬時に確認することができます。
(3) お会計を効率化したい
お会計カートをお取り置きとして保存しておける
なかにはお取り置きを希望するお客様もいるかもしれません。Square リテールPOSレジなら、購入商品を打ち込んだお会計カートにお客様の名前をつけて、保存しておくことができます。保存したお会計カートは、画面を数タップするだけで呼び出すことができるので、お客様が商品を受け取りに来た際にすぐにお会計に進むことができます。
タブレットのカメラがバーコードスキャナーに!
Square リテールPOSレジを利用すると、タブレットやスマートフォンに内蔵されたカメラがバーコードリーダーに変わります。バーコードをあらかじめに登録しておけば、商品をスキャンするだけですぐにお会計に進めます。バーコードは、タブレットに内蔵されたカメラからスキャンする、JANコードを入力する、のいずれかの方法で登録することができます。
(4) 商品の発注を効率化したい
注文書の作成・送信も簡単
Square リテールPOSなら、注文書の作成に別のサービスを使う必要もなし。Squareのアカウントにログインするだけで、取引先のメールアドレスや担当者名を保存しておけるほか、注文書の作成・送信まで簡単に行えます。「在庫の調整が簡単に行える」にもある通り、注文書を作成する際に商品と注文数を入力しておけば、該当する注文書にある「すべて入荷」を納品時にクリックするだけで、入荷した在庫数が自動的に在庫情報に追加されます。万が一納品数に変更があった場合には、注文書を編集したうえで受取を完了することも可能です。
Square リテールPOS(無料プラン、有料プラン)とSquare POSレジの違いをよりよく知るためには、以下の表もご参考ください。
無料ですぐに利用可能なPOSレジならSquare
商品在庫や顧客管理から、店舗別売上集計、オンライン販売機能まで。小売店舗に必要な機能を満載したPOSレジシステムが、無料で利用可能です。
Square リテールPOSで決済を受け付けるには
Square リテールPOSレジをSquare リーダーとあわせて利用すれば、キャッシュレス決済を受け付けることもできます。
Square リーダーは無線で利用できる、手のひらサイズのキャッシュレス決済端末です。小さなレジスペースでも心配はありません。真っ白の決済端末は、どんな内装にも溶け込みます。利用するには、タブレットやスマートフォンなどとBluetoothで接続するだけ。たったの一台でクレジットカード決済はもちろんのこと、交通系ICなどの電子マネー決済にも対応することができます(※)。対応している決済方法と手数料については以下をご確認ください。
※以下の決済方法を受け付けるためには、加盟店審査に通過する必要があります。
Square リーダーはSquare ショップ、または家電量販店からお求めいただけます。
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