経営者にとってキャッシュレスのメリットとは

現金による支払いを選択する人が多いといわれてきた日本でも、クレジットカードや電子マネーの普及によって年々キャッシュレス化が進んでいます。経済産業省の発表によると、キャッシュレスの決済額および民間最終消費支出に占める比率は毎年増加しています。

参考:キャッシュレスの現状と推進(経済産業省)

クレジットカードや電子マネーによる支払いを導入するか迷っている経営者の中には、具体的なメリットをもっと知りたいという人もいるかもしれません。

キャッシュレスは支払う側からすれば、会計がスムーズになるだけでなく、ポイントが貯まる、家計の管理がしやすくなるなどのメリットがありますが、支払いを受け付ける事業者側にもメリットがあります。

今回は、事業者にとってのキャッシュレス化のメリットを、オンラインショップと実店舗に分けて紹介します。

目次



オンラインショップの場合

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オンラインショップの決済方法には、クレジットカード払い、代金引換、コンビニ支払い、キャリア決済、銀行振込などがあります。

このうち、6割以上の人がオンラインショップでの支払い方法にクレジットカード払いを選んでいます。

参考:インターネットで購入する際の決済方法・購入最高金額(総務省)

ECサイトなどのオンライン上で店舗を運営している事業者は、優先的にクレジットカード決済を導入してみてはいかがでしょうか。お客様が希望する支払い方法を用意することは、顧客満足度の向上にもつながります。

実店舗の場合

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キャッシュレス化が進みつつあるといえども、海外と比べるとまだ十分に普及しているとはいえない日本。

参考:キャッシュレスの現状と推進(経済産業省)

2020年の東京大会の開催に向けて関係省庁はキャッシュレスの普及を推進しています。海外発行のクレジットカードなどで現金を引き出せるATMの設置や、地方の商店街や観光地でのクレジットカード決済端末の導入などを促進しています。また、公的納付金の電子納付の普及を目指すなど、東京大会開催にとどまらず、生活のさまざまな場面においてキャッシュレスの普及を推進しています。

クレジットカード決済の導入にかかる費用はカード会社との直接契約が主流だったころとは大きく変わっています。代行会社を通すことで複数のクレジットカードを利用できるようになり、導入時の手間が大幅に減りました。初期費用は無料または低コストで済み、決済ごとにかかる手数料も3%台からと以前に比べると事業者にとって負担が少ない料金体系で利用できるようになりました。

たとえば、Squareなら専用のIC カードリーダー(Square リーダー)Square POSレジを使えば、普段お使いのスマートフォンやタブレット端末でクレジットカードとQRコード電子マネーでのキャッシュレス決済を受け付けることができます。対応しているカードブランドや電子マネーについてはこちらをご確認ください。

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▲Square リーダーの使用例

「タブレットがない」「一台で済ませたい」といった人には、決済機能・レジ機能・レシートプリンタを一台に凝縮したオールインワン決済端末(Square ターミナル)もおすすめです。

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▲Square ターミナルの使用例

また、月額使用料などの固定費用はなく、かかるのは決済端末の購入費用と決済ごとの手数料のみです。審査に通過すれば最短即日から利用可能で、手数料を差し引いた金額が最短で翌営業日入金されます。ぜひ導入を検討してみてください。また、キャッシュレス決済端末の導入に補助金を支給する自治体もあります。事業者にとって導入のハードルはどんどん低くなっているようです。

それでは、事業者にとってキャッシュレスの具体的なメリットを紹介していきます。

会計をスムーズにできる

キャッシュレスは現金に比べ会計をスムーズに行えます。

現金での支払い時には、お客様に合計金額を伝え、現金を受け取り、お釣りとレシートを渡すという手順が発生します。従業員のレジオペレーションや接客のスキルが優れていても、小銭を探したり、折半のやり取りをしたりというお客様の動作を急がせることはできません。また、お釣りの受け渡しもキャッシュレス決済によって省略できます。

特に、1日の会計回数が多い飲食店などの業種では会計の手間を負担に感じることも多いかもしれません。繁忙期やランチタイムなどの混雑時に、会計にかかる時間が短くなれば他のお客様をお待たせすることも少なくなり、スムーズな店舗運営につながるでしょう。

Squareなら今すぐキャッシュレス決済導入できる

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金銭や在庫の管理がしやすい

キャッシュレスでは、いつ、何が、どれだけ購入されたかのデータが自動的に保存されます。

POSレジを使用することで現金での支払いも売り上げ記録には残りますが、金額を打ち間違えるなどのミスを完全に防ぐことはできません。クレジットカードや電子マネーでの会計では、人為的ミスが発生しにくくなり、金銭や在庫の管理がしやすくなります。

また、レジの現金が少なくなることで1日の終わりに行うレジ締め作業が楽になります。現金が多いときには複数の従業員で作業を行ったり、金額の確認を何度もしたりする必要がありますが、現金が少なければ数える手間を減らせます。作業時間が少なくなれば人件費の削減にもつながるでしょう。

また、レジに高額の現金を置かないことで、防犯効果も期待できます。

客層が広がる

クレジットカードやQRコード電子マネーの普及に伴い、現金以外の支払い方法を選択する人は年々増えています。日常的にキャッシュレスの生活を送っている人にとって、希望する支払い方法が選択できるかどうかもお店を選ぶポイントになります。

キャッシュレスを導入することで、それまで希望する支払い方法ができないことで店舗を利用しなかったお客様を集客できるチャンスが増えます。

客単価が上がる

キャッシュレスの大きなメリットとして、客単価のアップが見込めることがあります。客単価が上がることは売り上げアップに直結するため、店舗にとっては大きなメリットではないでしょうか。

高額な商品ほどクレジットカード払いを選択する人が多いようです。これは、買い物額に応じたポイントが還元されることや、手持ちの金額に左右されないという理由が考えられます。

参考:クレジット取引における利用者のアンケート調査結果(社団法人日本クレジット協会)

クレジットカード払いを含むキャッシュレス決済では、手持ちの現金を気にする必要がありません。購入意欲があっても手持ちの現金が少ないためにあきらめるというパターンを防ぐことができます。

事業者にとってもメリットがあるキャッシュレス。ぜひこの機会に取り入れることを検討してみてはどうでしょうか。


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執筆は2018年2月15日時点の情報を参照しています。2022年9月15日に記事の一部情報を更新しました。現時点では、タクシー・ハイヤー等での電子マネー決済のご利用はできません。ご了承ください。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。 Photography provided by, Unsplash