▼この記事では……決済方法と同じくらい大切な、クレジットカードと電子マネーの払い戻し（返金）方法について紹介しています。手順は簡単です。テスト決済を実際に払い戻して練習してみましょう。
■オンラインでの決済に関しては「5分でわかるSquareのオンライン決済」をご参照ください。【Square 基本のき】のススメ（もくじ）に戻るにはこちら。
払い戻し（返金）の練習をする
ここでは、【Square基本のき】(5) カード決済を練習しましょう で決済した1円の決済を払い戻し処理してみましょう。今後、クレジットカード決済の返金が必要になった場合も、全く同じ手順になりますので、こちらでマスターしましょう。払い戻し時の手数料はSquareが負担します。
注意：この記事では、Square リーダーとiPadをBluetoothで接続して利用した場合の払い戻し処理について説明していますが、Square ターミナルとSquare スタンドでも払い戻し処理が可能です。
クレジットカードの払い戻し
① 端末を横に持ち画面中央下にある「取引履歴」の文字（下記画像の黄枠部分）をタップします。
② ページの左側に今までの取引が新しい順に表示されます。先ほど決済した1円のお取引をタップしてみましょう。
④ 同じページ右側に、選択した取引（今回は1円の取引）の詳細情報＜日付・時間・カードブランド・カード番号下４桁・金額＞が表示されます。
注意：
・払い戻し処理をしたものをキャンセルすることはできません。本番の決済では上記の取引詳細情報を必ずよく確認し、取引の照合を行ってから払い戻し処理をしてください。
⑤ 取引の照合ができたら同じページ右上にある「払い戻し」ボタンをタップします。
⑥ ポップアップ画面が現れます。「任意の金額 ¥1」をタップして選択し、「次へ」ボタンをタップします。
⑦ 払い戻し理由をひとつ選択し（今回はテストなので適当にひとつ選択してください）、画面右上の青いボタン「払い戻し」をタップします。
⑧「払戻しが完了しました」と表示されます。
⑨ ステップ④の画面に戻ります。画面右側の取引詳細に新たに払い戻しの欄が出現し、先ほど選択した払戻し理由（返品、オーダーキャンセル等）・カードブランド・カード番号下４桁・「−¥1」の表示が出ているのを確認してください。これで、正常に払い戻し処理が完了しました。
⑩ レジ画面に戻るには、画面左下角の「三」のようなアイコン、または、「１」ボタンをタップします。黒いメニューバーが再度画面左に現れるので、その中の「お会計」をタップします。
レジ画面に戻ります。これで払い戻し処理は完了です。
電子マネー(iD、QUICPay）の払い戻し
電子マネー(iD、QUICPay）の払い戻しもカードと同じ手順で行うことができます。取引履歴から電子マネーで受け付けた決済を選択して払い戻しを進めましょう。電子マネーに関してはiDとQUICPayのみ払い戻しが可能です。払い戻しを行なった場合には、決済にかかった手数料も返金されます。
交通系ICでの支払いは払い戻しができません。何らかの理由で払い戻しを受け付ける場合、現金にて返金を行う形となり、決済手数料は返金されません。また、SquareのPOSレジ上では売上が計上されたままとなるので誤差が生じます。
注意：
・現時点では、タクシー・ハイヤー等での電子マネー決済のご利用はできません。ご了承ください。
・JCB、Diners Club、Discoverのクレジットカード決済が受け付けられない加盟店では、QUICPayでの決済は受け付けることができません。
お客様を待たせないようにと、急ぎ足で会計を進めてしまうこともあるかもしれません。慌ただしいときほど正しい金額であるかをお客様と一緒に確認することが大切です。支払い金額は毎回読み上げるようにし、問題がなさそうであれば、お客様にカードまたはモバイル端末をリーダーにタッチしてもらいましょう。また、QRコード決済（PayPay）での払い戻し方法については、こちらをご確認ください。
払い戻しの注意事項：
Square経由で払い戻し処理ができるのは、その取引が行われてから1年以内までとなります。期日を過ぎた場合には、加盟店様から直接ご購入者様にご返金いただくなど、Square以外の方法で返金を行ってください。また、その際は、銀行振込など履歴の残る方法で返金し、返金履歴も保管ください。その他払い戻しに関しての注意事項についてはこちらをご確認ください。